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先生のコラム

東京大学医学部附属病院の見学

内原拓宗

8月3日の火曜日に3年生19人と東京大学医学部附属病院の見学に行ってきました。
鍼灸と大学病院はとても縁遠いものに感じますが、東大病院は鍼灸治療が積極的に取り入れられている数少ない大学病院です。

現代医学の最先端を行く、東大病院の中で東洋医学である鍼灸がどのように取り入れられているのかを知るのが今回の見学の目的です。

大学病院の中での鍼灸

私たちを案内してくださったのは、リハビリテーション部で20年以上に渡って鍼灸治療に取り組んでこられた粕谷大智先生。 見学の途中、何度も電話がかかってきていましたので、本当に忙しそうでした。

最初に病院の概要と鍼灸部門の取り組みについて説明があり、その後に実際の症例を挙げながら鍼灸師がどのように患者さんの治療に取り組んでいるかが紹介されました。

一通り説明を受けたあとに、質疑応答の時間になりましたが、学生からは多くの質問がでました。やはり、病院という組織の中で鍼灸がどのように活用されているのかが大きな関心となっているようです。

コメディカルとしての鍼灸をめざす

その後、実際に鍼灸治療を行っているフロアを見学し、頚部の傍神経刺鍼についてデモンストレーションを見ながら説明を受けました。
普段の実技の授業では、東洋医学の原理を前提とした積聚治療を学ぶことが中心なため、現代医学の考え方を前提にした鍼灸は学生にとって、とても新鮮に感じられたのではないかと思います。

最後に実験用の機材があるスペースで、実際にサーモグラフィを見ながら、鍼をしたときにどのような皮膚温の変化がみられるかを確認しました。
皮膚温の変化がモニタ上に色として表現されるため、感覚的に変化をつかみやすいのはもちろん、患者さんに対して説明するときも非常に説得力を持つのではないかと思います。

見学終了後に、粕谷先生に勧められて学食に「赤門ラーメン」を食べにいきましたが、お目当ての「赤門ラーメン」が売り切れだったのが、唯一残念なことでした。

忙しい中、見学の対応をしてくださった粕谷先生と杉田先生に、心から感謝したいと思います。

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