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先生のコラム

インフルエンザを考える

小林義明

1.マスクでかぜは防げない

日本に観光で来られる外国の方たちは日本人にかぜひきが多いのに驚いています。
なぜなら欧米ではかぜをひいている人がマスクをします、日本でもクシャミでウイルスを拡げないようにマスクをします、これはエチケットですね。でもわが日本国ではかぜ予防でもマスクをしているのでかぜひきが多いと勘違いされます。朝のオフィス街でみんなマスクしているニュースをみると、まるでマスク会社の宣伝のようです。

インフルエンザウイルスの直径は0.1μm(マイクロメートル)う~ん分かんないという人のためにミリメートルにすると10,000分の1mmまぁ肉眼ではみえないので俗にいう電子顕微鏡でみることになります。これだけ細かな病原体が実験室では3日、普通でも6時間部屋をただよっています、そのミクロのインフルエンザウイルスにマスクで対抗できますか? 1万分の1mmですよ、そりゃ無理ですね、手洗いとウガイのほうが効果はあります。
でもマスクにも3つ働きがあります、1つ目はさきほどのかぜをひいた人のエチケット、2つ目は冷たい空気を直接吸い込むより温度・湿度ともに最適となっているので肺への負担が減る、最後は化粧のノリが悪いとか出っ歯がかくれるという利点ですね。

2.ワクチンをうけたほうがいいのか?

ワクチンですが日本は我さきにと打ちたがりますが、フランスでは接種した人は全人口の10%以下で確保してしまい余ったワクチンをめぐり税金を無駄にしたとか、余りをアフリカに売りつけるなど問題になっています。
フランス以外でもドイツ、スペイン、スイス、カナダと余ったワクチンの対策におわれています。またパンデミック宣言したからこの事態を引き起こしたとWHOの責任までとりざたされています。
運がいいのか悪いのか日本の行政はワクチン調達に出遅れていましたので最近は健康な成人までワクチンがまわる適量になりました。

それではワクチンをうけた方がいいのでしょうか?
副作用がないくすりは効かない、極論すると『くすり=毒』と考えてください、常時飲んでいる人はそのくすりの効きが悪くなる、漢方薬ですらおなじことが言えます。
「頭が痛いからくすりをのむ」ではなく「なぜ頭が痛いのか?」を考えてください。ですからくすりはどうしても困って《病を治すときのみ口にする》くらいの心構えが必要で頼りすぎは危険です。
ワクチン接種の可否、結論はありません。妊婦さんや抵抗力のないこどもなどは必要かもしれません。成人はどうでしょう、ワクチン接種で重篤な異常がでるのは10万人に2人だそうです、流行としてではなく欧米のように自己責任において接種を決めるべきだと考えます。
また80歳以上のお年よりはその昔いまのウイルスH5N1と似ているインフルが流行したそうで免疫をもっているそうです、そんなことから健康な成人は弱毒性のうちに免疫をつけることも選択肢の1つかもしれません。

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