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各曜日の施術内容

経験豊富な鍼灸師がそろっています

本校の附属施術所では、経験豊富な施術師が、曜日別に施術を行っています。 いずれも「東洋哲学に基づいた鍼灸施術」をもとにしながら、それぞれの個性を発揮した施術を展開しています。

火曜日 院長:山下典子

「火曜治療室に出会えて良かった」と感じて頂けるような治療を目指しています。

火曜日は温かいお灸と柔い鍼の刺激による優しい治療が特徴です。
お灸は米粒ほどの大きさのものを8分焼きくらいで取ってしまうため、気持ちよく灸跡も残りません。
鍼はほとんどが刺鍼しないで済む接触鍼で治療しています。
刺激が優しくても東洋医学の考え方をベースにしているため、確実に身体は変化していくのです。
自然界は絶妙なバランスで成り立っていますが、人の身体も常にバランスをとりながら活動していて、病気になったり怪我をしたりしても自らの力で治そうとするものです。
お一人お一人、またその日その時の状態に応じて全身をバランス良く調整することで、 みずからの治癒力を高め、健康へ導くという治療が東洋医学です。
経絡・ツボを使ったはりきゅうによる独特の治療効果を是非お試しください。

学生の方・これから鍼灸を学びたいとお考えの皆様へ
火曜日は、臓腑経絡説・陰陽五行説を基本とした経絡治療の治療室です。
従来の経絡治療は、手足の五行穴以外の取穴や補瀉は経験によるところが多く、結果を出せる鍼灸師になるまでには長い時間が必要でした。
しかし火曜治療室では経絡治療をさらに深め、古典を研究することで背部兪穴から手足の取穴、補瀉まで体系づけられた治療法を引き出し「気血治療」として行うことで、卒業まもなくからある程度の効果を出すことができるようになりました。
とはいえ患者さんから信頼され、満足してもらえる技術を身に付けられるためには、ある程度の時間・経験が必要な世界です。

学校は鍼灸師としてスタートラインに立つ資格を得るために応援してくれる場所ではありますが、技術は毎日続ける努力がなければ身につかないものです。
火曜治療室では、経絡治療をやっていきたいと考えている学生の方たちが治療家としてのスタートラインに立てるよう応援していくつもりです。
また基本を身に付けることで、職場・時間等の制約の中でも対応ができるように応用力のある鍼灸師を目指しています。

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水曜日 院長:中島勝美 副院長:横山季之

水曜治療室お腹で診断して 背部で治療して 身体の生命力を高める治療

当治療室では、東洋哲学に根ざした技術力のある臨床家を育てることを目的としています。
この治療の特徴は、病気の成り立ちを各部位別に判断することなく、身体全体が弱ったことからある部位に症状が誘発されていると見ています。いわばそれは生命力の一時的な低下になりそれが具体的な症状として出現しているわけです。ですから治療は痛い処にハリ・キュウを行うのではなく、身体全体の状態を観察し五臓を調整することや身体の深部から整えることを主眼に患者さんへの治療を行っています。

現在の治療室は、院長、副院長、研修生の体制で対応しています。また、在校生の臨床基礎訓練の場としても活用されています。そしてハリは、痛くしないように施術しています。キュウは必要に応じて、熱感の柔らかいものから多少熱いものまで、適宜行っています。

この治療の特徴としては、どんな病状の患者さんでも、またいろいろな病名に対しても同じ治療行為を行います。何々病だから、こことここのツボに鍼をするとか、また次の患者さんには違うツボを使うという発想はありません。先ほども申し上げましたが、病気になっている体にはその人の一番深い芯の部分に冷え<生命力の低下>があり、その根源的な冷えが身体のあちこちに違和感あるいは痛みなどの異常な状態を呈していると診ているからです。ですからツボと病名を関連付けてもそれは意味の無いことであり効果が出るときと出ない時の差が大きく、結果的には症状を治めることが難しくなることがあります。

例えば、発熱している状態がありますと、一般的にはその発熱している状態を、西洋医学では解熱剤を使い早く熱を下げようとします。しかし私たちは、その熱の出ている原因を探り、その原因に対してハリ・キュウを使い、全身治療<内臓調整>を行うことにより、結果として熱が下がるということを期待しています。とかく発熱があるとそれを下げたくなるものですが、発熱の状態にあるときは体の中では熱を上げ細胞分裂を促進させて、早くウィルスや雑菌を一掃しようとしています。熱だけを下げてしまうと病気の状態が長引くことになり、治りづらい体になり慢性化することにもなります。

何よりも大切なことはライフスタイルの乱れ、食事の乱れ、心の持ち方の乱れこの3つが大きな原因になっています。心の安定を図り、体を休め休養をとり、今迄の食生活を見直す事から始めてください。現代は冷たい物の取り過ぎや、甘い物の過食、慢性的な睡眠不足の方が多く見受けられます。これが高じると体を冷やすことになり、低体温の状態が起こり身体の内部環境は活性しない状況になります。この結果は重篤な病にならないとも限りません。

その結果、根っこであるお腹の五臓に影響が出てきます。この五臓の気の状態がかたよる、あるいはアンバランスになることにより、いろいろな所に歪みや弱り<ほてり・のぼせ・頭痛・肩こり・腰痛・体の冷え・下肢の冷え・痺れ・慢性病などなど>が出てきます。

治療の順序は、
1.問診〈カルテ記載〉
2.あお向けにて、お腹の触診、接触鍼、脈の確認、腹証決
3.うつ伏せになっていただき、背部にて施術
4.また、仰向けにて腹部確認、手足に施術
5.座っていただき、肩に施術して終了となります(治療時間は15分~45分程度です。)

初めて治療を受けられた方は、まれに体がだるいとか、眠くなるとかあるいは症状がかえって重くなったように感じられるなど、違和感を覚えることがありますが、鍼灸治療は気を動かすことですから、そのような違和感は体の歪みが調整されていく過程であると見てください。時間の経過と共に、そして治療回数を重ねていくうちに違和感は解消されていきます。

最後に、病気になる原因は、ほとんどが自分の内部から起こっていることです。体調が良くないと感じている方は、先ほどの3つの乱れを修正するようにしてください。生活一般を見直してみてください。それでも改善されない時は、早めの治療をお勧めいたします。

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木曜日 院長:佐藤久美子

木曜治療室東洋的な視点を反映した治療法
木曜治療室では「積聚治療」と言う治療法を行っております。
この方法は「気」と言う概念を基本とし、従来の伝統的な方法とはひと味違う東洋医学的に体を捉えた方法として本校から誕生しました。
ここでいう「気」とは専門的には「精気」と表現するものですが、病の根元をこの「精気の虚」と考え、そこに直接働きかける方法が積聚治療です。

種々の生活習慣、ストレス、外傷、事故等々により過度に「精気」が消耗されると、体に「根元的な冷え」を生じます。ここでいう「冷え」とは感覚的に冷たいと言うことではなく、生命力の低下を起こし、体の芯が冷えた状態を言い、「根元的な冷え=精気の虚」の状態をさします。
生命力が低下した体は疲労し、その結果として体表に痛みや凝りが出現して肩凝り、腰痛、膝痛、生理痛その他の病気等を引き起こします。
「積聚」とはお腹に表れる痛み、シコリ、動悸を指しますが、これらは「根元的な冷え」(精気の虚)の現象がお腹に表れたものです。治療は五蔵区分された腹部のどこに最も「根元的な冷え」が出現しているか腹証をたて、その証に従い背中の背部兪穴に重点を置いて治療を施すことにより「精気」に直接働きかけて体に熱を起こし温めます。冷えが解消されれば、体が温まり、諸症状が徐々に改善されます。つまり痛い所に原因が有るのではなく体の芯が冷えている事に原因が有るとします。従って、病名や痛みにこだわらず、又老若男女を問わず、汎用性に優れ総ての病に対応できます。コンパクトにシステム化した最小限の刺激で最大限の治療効果を得るため、今なお追究し続けている事が積聚治療の最大の特徴と言えます。

痛い‥熱い‥という従来のハリ灸のイメージとは違った不思議な治療法が有ることを1人でも多くの方に体験していただきたいと思います。
木曜治療室では 明るく・親切・笑顔 をモットーに毎週研鑽を積んでおります。

簡単な治療の流れ
始めに膝、ひじが出る格好で仰臥位(仰向け)になってお待ち下さい
・問診(初診時は20~30分前迄にお越し下さい)
・脈速を計測→腹部接触鍼→脈調整
・腹診→腹証の決定
・伏臥位にて背部接触診→背部兪穴の治療(必要なら補助治療)
・再び仰臥位にて腹診→脈診(必要なら補助治療)
・座位にて肩に施術→終了

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金曜日 院長:山名洋子

金曜治療室皆様、こんにちは。金曜施術室責任者の山名洋子と申します。
どうぞ宜しくお願い致します。
平成22年度の金曜施術室は国家資格を持つ鍼灸師9名と学生13名で構成されています。治療にあたるのはもちろん国家資格を持つ鍼灸師のみですが、来院される皆様が気持ちよく治療を受けることができるように、学生達も受付や清掃、器具類の消毒などを担当し、鍼灸医学の勉強を日々頑張っております。些細なことでも、お気づきの点があれば、担当鍼灸師や受付の学生にお申しつけください。

初めて鍼灸治療を受けられる方へ
鍼灸治療というと、お裁縫で使う縫い針のような太い針をブスブスと刺し、体罰を受けるように熱い灸を我慢するような治療・・・と思われている方も多いと思います。そう思っていらっしゃる方、ぜひ金曜施術室の治療を受けてください。恐い、痛い治療はいたしません。日本人にあったソフトな鍼灸治療です。どうぞ安心して受けてください。

一回の治療は約45分位です。
治療の流れは、まずお話を聞くことから始まります。これまでの病気の経過や、現在の状況などをお聞かせください。鍼灸治療を受ける上での不安や気がかりなことなどがありましたら、遠慮なく伝えてください。「こんなこと、鍼灸では治らないだろう。」と思われてあきらめているようなことがありましたら、それも必ずおっしゃってくださいね。
次に、仰向けに寝ていただいて、軽くおなかに鍼をします。両手の手首で脈の状態を確認し手首に鍼をした後、おなかの状態を診て、その日の治療の方針をたてます。東洋医学では、おなかは全身の状態を反映するところなので、私達の治療ではおなかの状態を重要視しているのです。
次に、うつ伏せになっていただき、背中に軽く鍼をします。治療の過程で、首や肩、腰、膝など全身の大事な部分を軽く押して痛みの有り無しなどを常に確認しながら、背中に鍼をしていきます。痛みの強さの変化は私達の治療の効果を確認する大きなポイントになります。鍼だけでなく、時にはお灸も併用します。
次に、また仰向けの姿勢になっていただき、おなかをもう一度診せていただきます。最初の状態を比較して、治療効果をみながら、手足のツボに鍼やお灸をしていきます。その後は脈を確認させていただきます。
最後は座っていただき、肩に軽く鍼をして治療を終わらせていただきます。

以上が簡単な流れです。「鍼灸治療は、鍼灸師が百人いれば百通りの治療法がある。」などと言われるほど、治療の方法がさまざまなのですが、金曜施術室は前述のような治療を全員行っています。この治療法は「シャクジュ治療」という方法です。「シャクジュ治療」をベースに、細かい部分ではひとりひとりの患者さんに対応するオーダーメードの治療を行います。金曜施術室には、女性特有の疾患を得意とする鍼灸師や、お子様向けの鍼を得意とする鍼灸師など、個性的なメンバーがおりますので、そのようなご希望も予約時におっしゃってください。

土曜日 院長:堀部耕平

土曜治療室鍼灸は体の表面に軽く刺激をして内側から熱をおこし病気の原因である冷え(HIE)を解消する治療です。
鍼は先端を丸くして刺さりにくくしたものを使います。心地よい刺激で治療中に涎(よだれ)をたらして寝ている方もいるほどです。
子供や妊婦さんや敏感な方には治療用のスティックをそっとツボにあて、体の状態に合わせて治療していきます。
体の変化を術者と患者さんが共有しながら治療を進めていきますので効果がその場でよくわかります。初診時に冷えの原因を探る問診をいたします。
よい体調を保つには、治療を受けるだけでは不十分で、むしろ日頃の皆さんの生活の仕方が大切です。この機会に、体調がよくない時は、冷たい飲み物や食べ物をひかえ、体を冷やさない、就寝時間を早めるなど、日常生活を見直してみてください。よろしくお願いします。

学生の方・卒業生の方:鍼灸治療を通じて一緒に東洋思想を学びましょう!
積聚治療から気の概念と太極陰陽観を学び、それを実生活に活用することを目指します。
積聚治療は本校の実技指導から生まれた鍼灸治療法です。卒後すぐに開業出来るように設計されたプログラムにはじまり、現在では赤ちゃんからお年寄りまで対象や症状を選ばずに高い効果をあげる治療法に発展しました。
日本だけでなく海外でも認められはじめています。アメリカの鍼灸学校では日本を代表する鍼灸治療として教えられているなど、世界中に広がりをみせています。
何事も基礎の無い所に応用はないと言われています。明確な意思を持ち地味な練習や作業を繰り返して自分のものにした人だけが先の世界へ進めます。
学生である3年間を上手く使って自分の目標を達成してください。
一緒に学べる学生や卒業生を募集しています。興味のある方はご連絡下さい。

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